エギングに「タモ」は必要?使いどき・選び方・おすすめ製品まとめ

エギングに「タモ」は本当に必要?と疑問に感じる方も多いでしょう。

結論からいえば、釣り場の足場やイカのサイズ、季節によって必要性は変わります。

しかし、コンパクトで携帯性に優れたモデルもあるので、確実にランディングするためにも持っておくと安心です。

本記事では、タモが必要かに加えて、ギャフとの違いや選び方、おすすめ製品まで詳しく解説します。

ナビゲーターみさき

タモを購入しようか迷っている方、エギングに適したタイプを知りたい方は参考にしてみてください。

>>おすすめのタモをすぐ見たい方はコチラから

目次

エギングにタモはいらない?

エギングにタモが必要か迷っているイラスト

エギングで「タモが必要なのか」は、季節やポイントなどの状況によって異なります。

たとえば、秋のエギングではイカのサイズが小さいため抜き上げしやすく、タモが不要な場面がほとんどです。

一方、大型が増える春のエギングでは、タモを用意しておいたほうが良いでしょう。

また、サイズが小さい時期でも足場が高い堤防では、タモがあると抜き上げた際の取り込みミスを未然に防げます。

コンパクトに収納できるモデルも多いため、使用頻度が低くても車に積んでおくと安心です。

エギングは「タモ」と「ギャフ」どちらがおすすめ?

タモとギャフで悩んでいるイラスト

エギングでは、タモ以外に「ギャフ」を使用する方もいます。

タモよりもコンパクトで携帯しやすいのがメリットですが、確実に掛ける必要があるため、初心者には扱いが難しいかもしれません。

イカに傷をつけてしまう点もデメリットです。

とくに、夜間や風が強いときに、ロッドを片手で保持しながら的確に操作するのは難しいでしょう。

とはいえ、慣れるとすばやくランディングできるので、以下にまとめた特徴を踏まえたうえで選んでください。

比較項目タモ(玉網)ギャフ
取り込み方法網で「すくう」針で「引っかける」
扱いやすさギャフより扱いやすい慣れないと難しい
イカへのダメージ傷つけにくい傷がつく
スピード安定して取り込みやすいすばやくランディングできる
対応魚種さまざまな魚種に対応イカ用は基本イカのみ
向いている場面高い堤防
防波堤
初心者
大型狙い
足場が比較的低い釣り場

タモとギャフのどちらを使っている(買う予定)?

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エギング用タモの選び方5つのチェックポイント

ナビゲーターみさき

ここでは、エギング初心者の方がタモを選ぶ際に押さえておきたい、以下5つのチェックポイントを解説します。

釣り場に合わせて長さをチェック

釣り場のタイプ足場の高さ推奨されるタモの長さ
高い堤防・防波堤3m以上4.5〜5.5m前後
中程度の堤防・漁港約1.5〜3m3.5〜4.5m前後
低い護岸・磯場・テトラ1.5m未満3.0〜4.0m前後
さまざまな釣り場5m前後

エギング用タモでもっとも重要なのが、柄の長さです。

長いほど足場の高いポイントに対応できますが、長さがあるぶん持ち運びにくくなります。

高い堤防なら4.5~5.5m前後、低い護岸や漁港なら3〜4.5mがおおよその目安です。

迷った場合は、さまざまなシーンで汎用性のある5m前後のタモを選ぶと良いでしょう。

タモ網(枠)のサイズをチェック

出典:タカミヤ

エギングでは、おおむね40〜50cm程度のタモ枠がバランスよく、秋の小中型や春のやや大型にも対応しやすいサイズです。

春の大型アオリイカ狙いなら、60cm以上の大きめ枠も選択肢になります。

タモ枠が大きいほどミスを防ぎやすい反面、サイズが大きくなるぶん持ち運びにくくなるのがデメリットです。

ランガンスタイルなら持ち運びやすさをチェック

出典:テイルウォーク

移動しながら釣りをするランガンスタイルが基本なら、持ち運びやすさが重要です。

収納時の長さ「仕舞寸法」と、重さをチェックしておきましょう。

仕舞寸法が短く軽いモデルはバッグやロッドケースに収納しやすく、移動時の負担も抑えられます。

なかには、軽い素材を採用して重さを抑えているモデルも販売されています。

また、持ち運びに役立つショルダーベルトを備えているタモがおすすめです。

タモ網の素材をチェック

出典:メジャークラフト

タモ網の素材には、主にナイロン製とラバー製があります。

ナイロン製は軽くて扱いやすく、操作性や携帯性を重視するエギングで主流のタイプです。

ただし、糸が細いため、カンナが絡みやすい面があります。

対して、ラバー製はカンナが絡みにくくイカへのダメージも少ないですが、やや重く操作しにくいのがデメリットです。

水の抵抗も受けやすいため、高い足場のポイントで操作するのには向いていません。

セットかチェック

出典:DRESS

海釣り用のタモは、「柄(ランディングポール)」と「網(フレーム+ネット)」が別売りになっている場合があります。

持ち運び・保管しやすさと、さまざまな魚種やポイントに対応するためですが、エギング用に購入するなら、はじめからセットになっているタモがおすすめです。

とくに初心者の方の場合、ランディングポールとネットを別々に選ぶ手間もないセットのほうが適しているでしょう。

エギング向き「タモ」おすすめ

エギングに適しているおすすめのタモをご紹介します。

セットですぐに使えるタイプを厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ナビゲーターみさき

メーカー名をクリックすると、商品の詳細をチェックできます!

※スマートフォンでは横にスクロールしてご覧ください。

メーカーモデル名全長継数仕舞寸法重量ネットサイズメーカー希望価格
ダイワ
ランディングポールII 45-505.06m970.5cm587g45cmオープン価格
ランディングポールII 60-505.06m970.5cm587g60cmオープン価格
ランディングポールII 45-606.04m981cm695g45cmオープン価格
ランディングポールII 60-606.04m981cm695g60cmオープン価格
テイルウォーク
SSD 4204.84m1158cm820g55×45×55cm21,000円
SSD 4705.34m1258cm870g55×45×55cm22,000円
SSD 5305.94m1458cm990g55×45×55cm23,000円
SSD 6206.84m1658cm1,115g55×45×55cm24,000円
ドレス
ランディングネット 300約3.0m約62cm約435g―(手すきナイロン)7,480円
タカミヤ
HBコンセプト 2702.66m843cm約519g約40×35cm4,980円
HBコンセプト 3002.96m943cm約577g約40×35cm5,280円
HBコンセプト 3303.26m1043cm約634g約40×35cm5,600円
HBコンセプト 3603.56m1143cm約704g約40×35cm5,980円
HBコンセプト 3903.86m1243cm約775g約40×35cm6,280円
ハピソン
LED付モデル5.65m9約74.5cm約860g42×55×65cmオープン価格
メジャークラフト
ファーストキャスト 3603.60m755×47cm7,100円
ファーストキャスト 4554.55m955×47cm8,300円
ファーストキャスト 5505.50m1155×47cm9,800円
アズーロ
ランド+N II 4004.00m760cm約380g45×55×60cm6,480円
ランド+N II 5005.00m960cm約520g45×55×60cm7,800円
ランド+N II 6006.00m1160cm約700g45×55×60cm9,400円
OGK
Fゼロセット2 2482.48m742cm415g約35cmオープン価格
Fゼロセット2 3053.05m942cm530g約35cmオープン価格
Fゼロセット2 2732.73m742cm485g約60cmオープン価格
Fゼロセット2 3303.30m942cm600g約60cmオープン価格
Fゼロセット2 3603.60m1042cm655g約60cmオープン価格

ダイワ(DAIWA) ランディングポールII 磯玉網

出典:ダイワ

小継ランディングポールと玉網のセットになっているエギング向きタモです。

4つ折りタイプの磯玉網がセットで、着脱しやすいベルクロ式ショルダーベルト(最大長約1m)とあいまって持ち運びや保管が楽々。

取り付け部には、耐久性の高い角型Dカンを使用しています。

全節に固着防止リング(3本溝仕様)を採用しており、伸縮もスムーズです。

アイテム全長継数仕舞寸法重量先径
元径
枠径メーカー希望価格
45-505.06m9本70.5cm587g12.5mm
32.0mm
45cmオープン価格
60-505.06m9本70.5cm587g12.5mm
32.0mm
60cmオープン価格
45-606.04m9本81cm695g12.5mm
32.0mm
45cmオープン価格
60-606.04m9本81cm695g12.5mm
32.0mm
60cmオープン価格
着脱しやすいベルクロ式ショルダーベルト付

テイルウォーク (Tailwalk) ランディングネット SSD

出典:テイルウォーク

クラス最高レベルの張りを備えたシャフトを採用しているエギング向きタモです。

軽さと強度を両立したアルミ切削ジョイントしているほか、水の抵抗を抑えてスムーズにランディングできるナイロンネット(アルミ製ワンピースフレーム)を採用。

各パーツに徹底したこだわりが詰め込んでいるおすすめモデルです。

以下の4タイプから長さを選べます。

タイプ全長継数仕舞寸法重量ネットサイズ先径元径メーカー希望価格
4204.84m11本58cm820g55×45×55cm11.6mm33mm21,000円
4705.34m12本58cm870g55×45×55cm11.6mm35mm22,000円
5305.94m14本58cm990g55×45×55cm11.6mm39mm23,000円
6206.84m16本58cm1,115g55×45×55cm11.6mm44mm24,000円
スムーズにランディングできるナイロンネット

ドレス(DRESS) ランディングネット 300

出典:DRESS

ランディングシャフトとフレーム+ネットがセットのエギング向きタモです。

カーボン製ランディングシャフトとアルミニウム製フレームの組み合わせにより、 軽さと高強度を両立しています。

グリップ部は、滑りにくいコーティングを施したノンスリップ加工で快適な操作性を実現。

手すきナイロン製ネットを採用しており、カンナが絡みにくくしている点もおすすめポイントです。

タイプ全長仕舞寸法重量メーカー希望価格
300約3m約62cm約435g7,480円
手すきナイロン製ネットを採用

タカミヤ H.B concept ラストウィニング ブラック ナイロン フィッシングネット

出典:タカミヤ

持ち運びしやすいコンパクトなエギング向きタモ。

濡れた手でも滑りにくい「ラバーグリップ」により、快適な操作性を実現しています。

オーバル型のフレーム形状で、イカをすくいやすいのが特徴。

ネットに、ラバーより耐久性が高く劣化の少ない「PVCコーティングネット」を採用しているのもおすすめポイントです。

タイプ全長継数仕舞寸法重量ネットサイズ先径元径メーカー希望価格
2702.66m8本43cm約519g約40×35cm12.1mm28.7mm4,980円
3002.96m9本43cm約577g約40×35cm12.1mm30.9mm5,280円
3303.26m10本43cm約634g約40×35cm12.1mm33.4mm5,600円
3603.56m11本43cm約704g約40×35cm12.1mm35.9mm5,980円
3903.86m12本43cm約775g約40×35cm12.1mm38.1mm6,280円

ハピソン(Hapyson) 高輝度LEDライト付 ランディングネットシリーズ

出典:ハピソン

LEDライトを搭載している、ナイトエギング向きのタモ。

魚に警戒心を与えないオレンジフィルターを備えています。

タモを開くと、ライトが自動点灯するのも便利です。

シャフトにカーボンを使用して軽量化をはかっています。

全長継数仕舞寸法重さネットサイズメーカー希望価格
5.65m9本約74.5cm約860g42×55×65cmオープン価格

メジャークラフト(Major Craft) ファーストキャスト ランディングシャフト

出典:メジャークラフト

深型フレーム・ネット・玉の柄がセットになっているエギング向きタモ。

イカをすくうのに適したオーバル形状フレームを採用しています。

以下の3タイプから選択可能です。

シャフト長ネット長継数メーカー希望価格
3.60m55×47cm7本7,100円
4.55m55×47cm9本8,300円
5.50m55×47cm11本9,800円

アズーロ(AZZURRO) ランディング ネット ランド+N II

出典:フィッシングマックス

フレームに、軽さと強度を持つアルマイト塗装を施したアルミ素材を採用しているエギング向きタモです。

移動時でも邪魔になりにくく、アングラーの負担を軽減するユニバーサル設計が特徴。

ネットには手すきナイロン製を採用し、ルアーのフックが絡みにくくなっているのもおすすめポイントです。

また、ネット底の網目を細かくすることで、常にネットが開いた状態を維持する構造になっており。ランディング時のミスを未然に防ぎます。

タイプ全長継数仕舞寸法重量ネットサイズ先径元径メーカー希望価格
4004.00m7本60cm約380g45×55×60cm15mm28.7mm6,480円
5005.00m9本60cm約520g45×55×60cm15mm32.6mm7,800円
6006.00m11本60cm約700g45×55×60cm15mm38.0mm9,400円

大阪漁具(OGK) 超小継磯玉の柄エフゼロセット2

出典:大阪漁具

玉の柄と枠、網がセットになっているエギング向きタモ。

仕舞寸法42cmの超小継仕様で、ランガンスタイルにおすすめです。

コンパクトに折りたためる四つ折りアルミ枠を採用しています。

タイプ全長継数仕舞寸法重量ネットサイズ先径元径メーカー希望価格
2482.48m7本42cm415g約35cm12.4mm26.8mmオープン価格
3053.05m9本42cm530g約35cm12.4mm31.1mmオープン価格
2732.73m7本42cm485g約60cm12.4mm26.8mmオープン価格
3303.30m9本42cm600g約60cm12.4mm31.1mmオープン価格
3603.60m10本42cm655g約60cm12.4mm34.4mmオープン価格
ランガンスタイルにおすすめ

まとめ|タモで確実にランディング!

エギングでタモが必要かどうかは、季節・釣り場・狙うサイズによって異なります。

秋の小型イカ中心なら不要な場面もありますが、春の大型狙いや足場の高い堤防では、安全に取り込むために用意しておくと安心です。

収納性や操作性に優れたモデルも多く販売されているので、チェックしてみましょう。

ナビゲーターみさき

今回の記事を参考に、自分にぴったりなタモを見つけてくださいね。

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