エギングをより快適に楽しむために、多くのアングラーが活用しているのが「エギングバッグ」です。
一見すると、通常のバッグでも事足りるように思えるかもしれません。
しかし実際には、エギやリーダー、小物類など必要な道具を効率よく持ち運ぶには、専用設計のエギングバッグの存在が欠かせません。
本記事では、エギングバッグの必要性や選び方を解説し、おすすめモデルをご紹介します。
ナビゲーターみさきこれから道具をそろえるエギング初心者の方はもちろん、買い替えを検討中の方もチェックしてみてくださいね。
エギングバッグはあった方がいい?


まず結論として、エギングバッグは用意しておいた方が良いアイテムです。
エギングでは、エギやリーダー、スナップなどを携帯する必要があり、財布や車のキーなど貴重品も持ち歩かなければなりません。
一か所に留まって釣りをするならタックルボックスでも問題ありませんが、移動しながらイカを探すのであればエギングバッグは必須です。
フローティングベストにポケットを備えている製品も販売されていますが、収納力は限られます。
実際、フローティングベストを着用する人でもエギングバッグを併用しているので、快適なエギングにエギングバッグは欠かせない存在です。



ただし、エギングバッグとひと口にいっても、さまざまなタイプがあります。
自分のエギングスタイルに合わせて、ぴったりなエギングバッグを見つけましょう。
エギングバッグのおすすめ製品11選


ここでは、エギングバッグを厳選してご紹介します。



エギング専用モデルだけをご紹介しているので、安心して選べる製品ばかりですよ。
ショルダーバッグ
ダイワ(DAIWA) エメラルダス タクティカル ショルダーバッグ(C)


雨を弾くコーティング生地と、引き裂きに強いダブルリップストップを採用しているエギングバッグです。
底面はターポリン生地で、汚れてもサッと拭き取れます。


開け閉めしやすいフラップトップにより、雨の侵入も軽減。


すばやく交換できる「エギマット付きフロントポケット」や小物整理に便利なスリットポケット、ズレを抑えるウエスト補助ベルトを搭載しているのもおすすめポイントです。


左右対応の新構造ギャフホルダーとリフレクターも装備しています。


エギは、最大約49本収納可能。


600mlペットボトルも収納でき、前面の仮留めフラップで取り出しもスムーズです。
- サイズ:約14×34×24cm
- カラー:ブラック、グレー
- メーカー希望価格:11,350円
ダイワ(DAIWA) エメラルダス ショルダーバッグ(E)


前面ポケットが着脱できる2WAY仕様のエギングバッグ。
状況に合わせて、容量を自在に最適化できるのが便利です。


交換用エギを差して即チェンジできるエギマットや、片手で扱いやすいボトルホルダー、スマホが収まるフラップ式サイドポケットなどにより、快適なエギングをサポート。


リフレクターを備え、安全性も確保しています。


エギを最大約47本収納でき、ランガン派におすすめのショルダーバッグです。
- サイズ:約11×32×20cm
- カラー:グリーン、ブラック
- メーカー希望価格:7,900円
シマノ(SHIMANO) セフィア ランガンショルダー


ランガンスタイルにおすすめの軽快さと実用性を備えたエギングバッグ。
脱着式エギホルダーに3.5号相当のエギを7本収納でき、すばやい交換をサポートします。


仮置き用マグネットやフラップ無しのダストポケット、ドリンクホルダーなど装備も充実。
滑り止め付きショルダーパッドにより、移動も楽々です。


撥水加工を施した生地を採用しており、急な雨にも対応できます。
シャフトホルダーやショートギャフ&ロッドホルダーも装備しています。


- サイズ:13×32×22cm(M)、16×32×22cm(L)
- カラー:ブラック、グレー
- メーカー希望価格:10,400円〜10,900円
ドレス(DRESS) エギングバッグ


ランガン派に向けた実戦設計のエギングバッグです。
防水コーティングPVC素材を採用し、汚れた際もひと拭きでお手入れできます。


フロントのセカンドコンパートメントには、3.5号のエギを最大10本縦列収納可能。


ショルダー+ウエストの2点固定で歩行時も揺れにくく、快適なエギングをサポートします。


左右の防水ウエストポケットに、スマホやキーなど小物を収納できるのも便利です。


- サイズ:W700×H200×D150mm(内寸320×200×100mm)
- メーカー希望価格:12,100円(税込)
林釣漁具製作所(HAYASHI) 餌木猿“ガマグチ”バッグ


がま口構造で大きく開き、専用ケースがすっぽり収まる設計のエギングバッグです。
自立しやすいフォルムと滑り止め付きの底面で、地面に置いた際に安定します。


前面にはエギの一時ぶら下げフォームを備え、すばやい交換をサポート。


ギャフやロッドを挿せる円筒ホルダーも搭載しています。
買い求めやすい価格も魅力で、エギング入門や手返し重視のランガン用サブにもおすすめです。
- サイズ:約W32×D22×H23cm
- カラー:ブラック、レッド
- メーカー希望価格:4,950円(税込)
第一精工 エギケース エギラックBB30


対面6段ラックにより、3号と4号のエギを合計30本個別収納できるエギングバッグ。
フックカバー不要で絡まず、すばやい交換が可能です。


体に沿うラウンドカットのボディと通気メッシュ、着脱式アシストベルトで快適なエギングをサポート。
リーダーポケットとスナップホルダーを備えています。


丸洗いOKで手入れも簡単です。
- サイズ:255×130×175mm
- メーカー希望価格:5,800円
第一精工 エギラックBB30プラス


荒磯でも安心して使える、エギング特化のボディバッグ。
3号と4号を合計30本収納できる対面6段ラックを搭載し、すばやい交換をサポートします。


背面とストラップに通気性の高いメッシュパッドを採用し、長時間のエギングも快適。
伸縮性のあるネオプレン製ストラップと着脱式アシストベルトが体に密着し、ブレを抑えます。


ギャフホルダーやリーダーラインポケットも備え、機動力と整理力を両立しているおすすめモデルです。
- サイズ:255×140×175mm
- メーカー希望価格:7,500円
ウエスト(ヒップ)バッグ
ダイワ(DAIWA) エメラルダス タクティカル ヒップバッグ(C)


エギングに必要な収納力と機動性を両立したヒップタイプのエギングバッグです。
底部には、汚れを拭き取りやすいターポリンを採用しています。
前面のエギマット付きポケットにより、エギの交換がスムーズ。


600ml対応ボトルホルダーや小物用スリット、3点支持のギャフホルダー、暗所で目立つリフレクターなど充実した装備がおすすめポイントです。


急な雨に役立つレインカバーも備えています。


- サイズ:約16×32×21cm
- カラー:ブラック、グレー
- メーカー希望価格:12,450円
ダイワ(DAIWA) エメラルダス ヒップバッグ(E)


着脱式フロントポケットで容量を自在に調整できる2WAY仕様のエギングバッグ。
フロントだけ外してエギホルダーとして使え、交換はエギマットでスムーズです。


ボトル・プライヤーホルダーや開閉しやすいフラップ式サイドポケット、夜間に安心なリフレクターまで装備。
3.5号のエギを最大47本収納可能で、ランガンの機動力と整理力を両立しています。
エギギャフポールのステー対応ホルダーループなど、実釣で役立つ工夫も満載。


価格も手頃で、エギング初心者の方やランガン用の買い替えにもおすすめです。
- サイズ:約13×30×23cm
- カラー:グリーン、ブラック
- メーカー希望価格:7,900円
シマノ(SHIMANO) セフィア ランガンウエスト


ランガン前提の機動性と整理力をぎゅっと凝縮したエギングバッグです。
脱着式エギホルダーには3.5号エギを7本収納でき、すばやい交換をサポートします。
ロッドレストやショートギャフ/シャフトホルダー、弱保冷ドリンクホルダー、金属小物の仮置きに便利なマグネットなど、現場で役立つ装備も充実。


水生地と擦れに強い底面で雨や磯場にも強く、汚れた際の拭き取りも簡単です。
フラップ無しのフロントポケットは、糸くずのダスト入れとして便利。


撥水加工を施しており、小雨程度なら問題なく対応できます。
- サイズ:13×32×22cm(M)、16×32×22cm(L)
- カラー:ブラック、グレー
- メーカー希望価格:11,900円〜12,900円
L.S.D. Designs エギングバッグライトプロ


前面に脱着式エギシートを2枚搭載しているエギングバッグです。
3号のエギなら最大10本まで対応し、テンポよくエギをローテーションできます。


ワンタッチのクイックオープンクローズですばやく開閉でき、快適なランガンスタイルをサポート。
付属のベルトをセットすれば、ショルダーバッグとしても使えるのも便利です。


- サイズ:H29×W24×D10cm
- カラー:コーデュラブラック、コーデュラコヨーテブラウン、コーデュラカーキ、エコブラック
- メーカー希望価格:8,800円(税込)
レッグバッグ
ダイワ(DAIWA) エメラルダス タクティカル サイバッグ(C)


エギングのランガンに最適なサイバッグ。
内部への浸水を抑えるコーティング生地と、引き裂きに強いダブルリップストップを採用しています。
雨に強いかぶせブタ、汚れを拭き取りやすいターポリン底でハードな磯でも安心。
エギマット付きフロントポケットですばやくエギを交換できるほか、天面スリットで小物を整理しやすくなっているのもおすすめポイントです。


身体に沿うベルト角度&スタビライザーベルトでブレにくく、大型ファスナー引手で片手操作も快適。
ロッドを立てられるサイドフラップも便利です。


- サイズ:約10×19×23cm
- カラー:ブラック、グレー
- メーカー希望価格:9,350円
L.S.D. Designs フットエギング 3G


前面に脱着式エギシートを2枚搭載しているエギングバッグ。
3号のエギ中心なら最大10本まで対応し、テンポよくローテーションできます。
ワンタッチのクイックオープンクローズで開閉が速く、コンパクトなワンショルダーとしても使用可能。
生地は軽量で擦れに強いコーデュラ610Dを採用しており、耐久性に優れているのもおすすめポイントです。
- サイズ:H29×W24×D10cm
- カラー:コーデュラブラック、コーデュラコヨーテブラウン、コーデュラカーキ、エコブラック
- メーカー希望価格:8,800円(税込)
エギングバッグの選び方


エギングを快適に楽しむには、自分の釣りスタイルに合ったバッグ選びが欠かせません。
ここでは、エギングバッグを選ぶ際に押さえておくべきポイントを解説します。
種類をチェック
エギングバッグにはさまざまな種類があり、形状や装着位置によって使い勝手が大きく異なります。
釣行スタイルや好みに合わせて、自分にぴったりなタイプを選びましょう。
ショルダーバッグ


ショルダーバッグは肩に掛けて持ち運ぶタイプのエギングバッグです。
収納力に優れており、持ち物が多い場合に適しています。
大容量のエギケースや予備のリーダー類、飲料ボトルなども収納可能です。
ただし、片方の肩に荷重がかかるため、長時間使用する際は疲れやすくなることも。
ショルダーパッド付きのモデルや、ベルト併用タイプを選ぶと負担を軽減できます。
ウエスト(ヒップ)バッグ


ウエストバッグは、腰に装着するタイプのエギングバッグです。
移動しながらポイントを探るランガンスタイルのエギングに適しています。
荷重が腰に分散されるため、身体への負担を減らせるのも特徴。
収納力も十分です。
レッグバッグ


レッグバッグは、太ももに固定して使用するスタイルのエギングバッグです。
コンパクトながら機動性に優れ、とくに歩く・しゃがむなどの動作がしやすくなっています。
やや収納力は劣るものの、必要最低限のエギや小物を収納したい方におすすめ。
重心が下にあることで身体のバランスが取りやすく、動きの制限を感じにくい点もメリットです。
収納力をチェック


エギングバッグを選ぶ際は、必要なアイテムを収納できるのかチェックしておきましょう。
エギやリーダー、スナップ類、プライヤーなど、必要な道具を整理して持ち運べるエギングバッグが便利です。
エギ専用ケースをそのまま入れられるのはもちろん、仕切りや小物類を個別に収納できるポケット、外付けホルダーの有無なども確認しましょう。
耐久性をチェック
釣り場では岩場や潮風、日光など、バッグにとって過酷な環境が想定されます。
長く快適に使用するためにも、エギングバッグの耐久性が重要です。
素材の強度や摩耗性、防水性、サビに強いファスナーや縫製の仕上がりなどを確認し、安心して使える製品を選びましょう。
エギング専用モデルをチェック
釣りのバッグには、さまざまな釣りに対応する汎用品とジャンルに特化した製品が販売されています。
エギングに特化した機能や構造を備えたモデルは、汎用バッグよりも圧倒的に使いやすくなっているのでおすすめです。
たとえば、エギをすばやく交換できるスリット付きポケットやプライヤーホルダー、ドリンクホルダーなどが標準装備されているモデルもあります。
また、エギのサイズや数量に合わせて収納スペースが最適化されているため、道具を無駄なく収納できるのもポイント。
効率的かつ快適にエギングを楽しむなら、エギング専用バッグをチェックしましょう。
まとめ|エギング専用バッグの使いやすさを実感しよう
エギングバッグは、ただ道具を運ぶための収納ではなく、快適で効率的な釣行を実現するための必須アイテムです。
とくにランガンスタイルでは、使いやすさと機動性を兼ね備えた専用バッグの効果を実感できるでしょう。
自分の釣り方に合ったバッグを選ぶことで、エギングの楽しさがさらに広がります。



今回ご紹介した専用モデルから、必要な機能や収納力を見極めて、最適なエギングバッグを見つけてください。














