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エギングで釣れるイカの種類|アオリイカだけじゃない!身近なターゲットを徹底解説

エギングといえば「アオリイカ」が真っ先に思い浮かぶ方も多いでしょう。

しかし、実際にはさまざまな種類のイカがエギで釣れることをご存じでしょうか?

本記事では、エギングの対象となる代表的なイカの種類を、生物分類や釣り方の特徴も交えてわかりやすく解説します。

ナビゲーターみさき

エギングで釣れるイカの種類をチェックしてみてください。

目次

イカは大きく分けて「ツツイカ目」と「コウイカ目」

ツツイカ目とは?

ツツイカ目は、細長い胴体と10本の足を持つイカのグループです。

分類上、ヤリイカやスルメイカ、アオリイカもこの仲間に含まれます。

水中では素早く泳ぎ回り、ジェット噴射で移動するのが特徴です。

釣り人の間では「ツツイカ類」と総称され、エギングだけでなく、カツオ釣りやスッテ釣りなどでもよく狙われています。

コウイカ目とは?

コウイカ目は、丸みを帯びた胴体に石灰質の甲(舟のような構造)を持ち、海底を好むのが特徴。

ツツイカ目と比べると泳ぎは遅いものの、安定した釣果が期待できる種類が多いです。

スミイカやシリヤケイカが代表的なコウイカ目の仲間で、日本では温暖な海に多く分布しています。

エギングで狙える主なイカの種類

アオリイカ(ツツイカ目)

エギングの代表格ともいえる存在。

春と秋に釣れるシーズンがあり、特に春は1kg〜3kgを超える大型個体が狙える魅力的なターゲットです。

目が大きく、胴も幅広で肉厚な身を持つため、食味も抜群です。

沿岸の岩礁帯や藻場などが好ポイントで、エギング初心者からベテランまで幅広く人気があります。

ヤリイカ(ツツイカ目)

冬から春にかけて釣れる細長い体型のイカ。

比較的水深のある場所や外洋での釣りに向いており、回遊性が高いのが特徴です。

ヤリイカの近縁種には、アカイカ・マルイカ・シロイカ(ケンサキイカ)などもあり、地域によってはこれらもエギングの対象になります。

スルメイカ(ツツイカ目)

日本の漁業を支える存在ともいえるのがスルメイカ。

エサ釣りやイカメタルでの対象として有名ですが、エギングでも釣れることがあります。

やや深場を好み、漁獲量も多いため、食材としても親しまれています。

コウイカ(コウイカ目)

体内に石灰質の甲を持ち、ずんぐりとした胴体が特徴的なコウイカは、海底付近に潜む傾向があります。

海底にエギを沈めて誘うことで狙うのがポイント。

関東以西や瀬戸内海、九州南部では「スミイカ」と呼ばれることもあり、食味も非常に優れています。

シリヤケイカ(コウイカ目)

甲の幅が広く、墨を大量に吐くことからこの名が付いたイカ。

水深の浅い堤防などからも狙え、釣りやすさではコウイカと並ぶ存在です。

都市部近郊でも釣果報告が多く、初心者にもおすすめ。

タコもエギングの対象にできる?

意外に思うかもしれませんが、タコもエギングで狙える対象です。

分類上はイカとは異なり「八腕形上目」に属しますが、専用の「タコエギ」を使えば防波堤などでも釣ることができます。

とくに、関西や九州南部では「マダコ」を狙ったタコエギングが盛んです。

独特の重い引きと重量感は、イカ釣りとはまた違った魅力があります。

まとめ|エギングは多彩なイカと出会える釣り

エギングで釣れるイカの種類は、実に多彩です。

定番のアオリイカはもちろん、ヤリイカやスルメイカ、コウイカ、さらにはタコまで、エギの可能性は広がっています。

それぞれの種類によって生息環境や釣り方が異なるため、対象のイカに合わせた戦略が重要です。

ナビゲーターみさき

エギングで、ぜひさまざまなイカとの出会いを楽しんでくださいね。

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